目次4
単なる目次のエントリその4である。(この変わり映えのしないブログを読んで下さっている方々に感謝。)
次のエントリもじきに載せるつもりだが、47NEWSの記事やinternet watchの記事、ITproの記事などによると、今日10月20日の文化庁・私的録音録画小委員会で、報告の骨子案が示され、iPod課金は先送りとなったものの、録音録画のダウンロード違法化についてはしぶとく来年の法改正を目指して報告書をまとめる方針とされたようである。最終的な報告書を見るまで何とも言えないが、去年壮絶なパブコメ無視をしたあげく、今年このような重要な法改正事項を含む私的録音録画小委員会の報告書をパブコメにかけようとしないなど、相変わらず文化庁の態度は国民をバカにしているとしか思えない。文化庁がこのような方針だとすると、第119回で取り上げた法制小委員会のパブコメの重要性は否が応でも高まる。時勢上あらゆることは流動的だが、できる限りのことをして行きたいと私は思っている。(追加参考記事:ITproの記事2、ITmediaの記事。)
第91回:中国・韓国・台湾・インド・ベトナムの私的複製関連規定(2008年5月 7日)
第92回:文化庁からただよう腐臭(2008年5月 9日)
第93回:知財本部・知財規制緩和調査会の資料の紹介(2008年5月13日)
第94回:B-CASと独禁法、ダビング10の泥沼の果て(2008年5月15日)
第95回:特許政策に関する動向あるいはiPS細胞狂想曲(2008年5月19日)
第96回:ネット規制法と児童ポルノ規制強化法の自民党案と民主党案の比較(2008年5月25日)
第97回:ドイツの知財法改正(プロバイダー責任制限・コスト付加型の情報開示手続の整備)(2008年5月27日)
第98回:文化審議会という茶番(2008年5月30日)
第99回:フィルタリング利権の確保に走る自民党と民主党(2008年6月 3日)
第100回:児童ポルノ所持の取り締まりという現代の魔女狩り(2008年6月 7日)
第101回:ネット規制法案全文の転載(2008年6月11日)
第102回:カナダの著作権法改正案(2008年6月17日)
第103回:知財計画2008の文章の確認(2008年6月20日)
第104回:フランスの3ストライクアウト法案(2008年7月 5日)
第105回:欧州著作権関係動向2題(欧州委員会による著作権料徴収団体間の競争の決定・実演家保護期間延長の提案と、フランス行政裁判所による補償金に関する政府決定の一部破棄)(2008年7月18日)
第106回:IPアドレスはプライバシーか。(2008年7月30日)
第107回:経産省「技術情報等の適正な管理の在り方に関する研究会」報告書(2008年8月 6日)
第108回:公職選挙法とネットの関係(2008年8月11日)
第109回:総務省「デジタル・コンテンツの流通の促進」及び「コンテンツ競争力強化のための法制度の在り方」に対する意見(2008年8月12日)
第110回:著作物再販制度の謎(2008年8月21日)
第111回:アメリカの3つの重要裁判(私的複製の範囲の広がり・オープンソースライセンスの有効性・フェアユースの重要性)(2008年8月26日)
第112回:警察庁・出会い系サイト規制法ガイドラインと施行規則の改正案(2008年8月31日)
第113回・警察庁・出会い系サイト規制法ガイドライン案に対する提出パブコメ(2008年9月 4日)
第114回:知財関連の予算要求(2008年9月 9日)
第115回:EUでの私的複製補償金に関する関係者への新たな意見募集への回答(2008年9月14日)
第116回:EU議会によるフランスの3ストライク法案の否定(2008年9月30日)
第117回:アメリカにおけるフェアユースの要件(2008年10月 4日)
第118回:PCを私的複製補償金の対象外とするドイツ最高裁の確定判決・フランスの3ストライクアウト法案の今後(2008年10月 9日)
第119回:文化庁・著作権分科会・法制問題小委員会の中間まとめと過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会の中間整理に対する意見募集の開始(2008年10月14日)
第120回:アメリカで成立した知財改正法(PRO-IP法)(2008年10月18日)
<番外目次>
番外その11:「日本の奇怪な審議会(有識者会議)システム(第89回)」についての津田大介氏のコメント(2008年5月16日)
番外その12:ユーザーから見た放送・音楽業界のビジネスモデルに対する疑問(2008年5月23日)
番外その13:欠陥放送規格ダビング10(2008年6月26日)
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