2014年12月 1日 (月)

番外その37:著作権・情報・表現規制問題に関する注目選挙区リスト(2014年衆院選版)

 前回参院選以降の児童ポルノ規制法改正案成立を巡る国会での動きについてざっと最初に書いておくと(前回参院選までの話は第293回参照)、合わせて衆議院に関連請願が4つ(請願情報1参照)、参議院に関連請願が3つ出され(要旨1一覧1要旨2一覧2要旨3一覧3参照)、また、今年の法案審議中(6月4日の衆院法務委の議事録、同17日の参院法務委の議事録参照)、衆議院で漫画などまで含めて規制すべきと強烈な規制強化論を述べ立てたのが自民党の土屋正忠氏であるが、民主党の枝野幸男氏は非常に良くポイントを押さえた議論を展開しており、折衷案をまとめた自民党のふくだ峰之氏や民主党の階猛氏も押さえた良い説明をしていたと思う。また、参議院では、定義の問題に始まり漫画などに対する規制反対の論陣を張って下さったのがみんなの党の山田太郎議員(今は無所属)であり、共産党の仁比聡平議員も反対の立場を取っていた。

 このような今年の児童ポルノ規制法改正案審議のことも考えて、以念のため今回の衆議院選挙についても、各党の公認予定者から著作権・情報・表現規制問題に関する注目選挙区リストを以下に作っておく。(いつも通り規制推進寄りの候補の名前を赤で、慎重・反対寄りの候補の名前を青で示す。2012年版は番外その36参照。元議員候補のやって来たことについては前回衆院選のときに作った番外その34番外その35の関連国会議員リストも参照。)

○茨城3区
・小林きょうこ候補<共産>(twitter
・石井あきら候補<維新>(HPtwitter
葉梨康弘候補<自民>(HPwiki):前々回の児童ポルノ規制法改正案で規制推進を主張

○埼玉5区
枝野幸男候補<民主>(HPwiki):児童ポルノ規制法改正案国会審議での立役者の一人
・山本ゆう子候補<共産>(twitter
・牧原秀樹候補<自民>(HP twitterwiki

○東京11区
・山内金久候補<共産>
・熊木美奈子候補<民主>
下村博文候補<自民>(HPwiki):現文科大臣、ダウンロード犯罪化修正案の提案者の一人

◯東京18区
・ゆうき亮候補<共産>
・菅直人候補<民主>(HPtwitterwiki):元総理大臣
土屋正忠候補<自民>(HPwiki):前回の児童ポルノ規制法改正案で規制推進を強力に主張

○神奈川16区
・池田博英候補<共産>(HP
・後藤祐一候補<民主>(HPwiki
義家弘介候補<自民>(HPtwitterwiki):情報・表現規制問題では有名な規制派の一人

○石川1区
・亀田りょうすけ候補<共産>(HPtwitter
・田中美絵子候補<民主>(HP
馳浩候補<自民>(HPwiki):ダウンロード犯罪化修正案の提案者の一人

◯新潟5区
森ゆうこ候補<生活>(HPtwitterwiki):ダウンロード犯罪化とACTAに反対、関連して質問主意書を提出
・はっとり耕一候補<共産>
・長島忠美候補<自民>(HPtwitterwiki

○奈良2区
中村哲治候補<生活>(HPtwitterwiki):児童ポルノ法規制の強化に慎重
・いずみ信丈候補<共産>
高市早苗候補<自民>(HPwiki):現総務大臣、児童ポルノ法改正自公案の提出者の一人

○山口3区
・藤井たけし候補<共産>
・三浦昇候補<民主>(HP
河村健夫候補<自民>(HPwiki):元文科大臣、ダウンロード犯罪化修正案の提案者の一人

○鹿児島1区
川内博史候補<民主>(HPtwitterwiki):ダウンロード犯罪化に慎重
・山口ひろのぶ候補<共産>
・山之内つよし候補<維新>(HPtwitterwiki
・保岡興治候補<自民>(HPwiki):元法務大臣

 今回の総選挙でも大きく状況が変わるということはないと思うが、それでも自らの意思で国政に票を投じることのできる貴重な機会であり、是非一人でも多くの人に選挙に行ってもらいたいと私も思っている。

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